家計簿なしでお金が貯まる!ズボラでも続けられる5つの簡単管理法【2025年版】

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「家計簿をつけようと思っても3日で挫折…」「細かい計算は苦手だけどお金は貯めたい」そんなあなたに朗報です!

実は、家計簿をつけなくても、しっかりお金を貯めることは十分可能です。むしろ、貯め上手な人たちは、日々の小さな習慣の積み重ねで使い過ぎや無駄遣いを予防しているのです。

この記事では、貯蓄0だった元浪費家が年間100万円貯められるようになった実証済みの方法を含め、家計簿なしでもお金が自然と貯まる5つの管理法をご紹介します。

目次

  1. なぜ家計簿なしでも貯金できるのか?
  2. 方法1:先取り貯金で確実に貯める
  3. 方法2:3つの口座で自動管理
  4. 方法3:袋分けでシンプル管理
  5. 方法4:年間お金計画で長期視点
  6. 方法5:キャッシュレス&アプリ活用
  7. 成功するための3つのコツ
  8. よくある質問と対処法

なぜ家計簿なしでも貯金できるのか?

家計簿が続かない本当の理由

家計簿をつけた事がある人の平均継続期間は3年11ヶ月。一番多かったのは1年で止めてしまう方という調査結果があります。多くの人が挫折する理由は:

  • 毎日の記録が面倒
  • 細かい計算でストレス
  • 結果が見えにくい
  • 完璧主義になりすぎる

本当に重要なのは「仕組み化」

家計収支に余裕がないので家計を見える化したい」「学費や老後・趣味のために貯金したい」という目的を達成するために重要なのは、詳細な記録ではなくお金の流れを自動化・仕組み化することです。

重要なポイント:

  • 支出を細かく管理するより、収入から先に貯金する
  • 予算を決めてその範囲内で生活する
  • お金の流れをシンプルにする

方法1:先取り貯金で確実に貯める

先取り貯金とは?

お給料が入ったら、お金を使う前に貯蓄分を別どりして、別の銀行などに預けてしまう方法です。お金を貯めるために何もしなくても、毎月確実に貯金が増えていくのが最大のメリット。

具体的なやり方

1. 自動積立定期預金を活用 あらかじめ決めた一定金額を、指定口座から毎月自動で定期預金として積み立てる方法

  • 給料日翌日に自動振替設定
  • 手動で移す手間がかからない
  • 定期預金なので簡単に引き出せない

2. 財形貯蓄を利用 勤務先に「社内預金」や「財形貯蓄」などの制度があるなら、給与天引きで先取りできる

3. 目安金額 まずは手取り月収の1割からスタート

  • 手取り20万円 → 2万円
  • 実家暮らし・収入に余裕がある場合 → 手取りの2~4割

実際の効果

例:手取り月収25万円の場合

  • 先取り貯金3万円/月
  • 年間貯蓄額:36万円
  • 10年後:360万円+利息

方法2:3つの口座で自動管理

口座を分ける理由

家計管理が苦手な人は、入金用の口座と貯金用の口座を分けておらずお金を貯められない傾向にある。口座を分けることで、目的別に口座を使い分けられるので、貯蓄に回すはずのお金をうっかり使ってしまう心配がないのです。

3つの口座の使い分け

1. 入金用口座(メインバンク)

  • 給与振込先
  • 各口座への振り分け拠点
  • 他の口座に移しやすいように振り込み手数料がかからない銀行がおすすめ

2. 生活費用口座

  • 日常の支出管理
  • 固定費・変動費の支払い
  • ATM手数料無料回数が多い銀行

3. 貯蓄用口座

  • 先取り貯金の保管先
  • 簡単に引き出せないように引き出し手数料が高いメガバンクや地方銀行などにするのも1つの方法
  • 高金利のネット銀行もおすすめ

運用の流れ

  1. 給料日:入金用口座に給与振込
  2. 給料日翌日:自動振替で貯蓄用口座に先取り貯金
  3. 同日:生活費用口座に生活費を移動
  4. 月中:生活費用口座から日常支出

方法3:袋分けでシンプル管理

袋分けのメリット

何にいくら使えるのか、残金をひと目でわかることが、袋分け家計簿の最大のメリット。細かく家計簿をつける必要はなしで管理できます。

効率的な袋分け方法

従来の袋分けは項目が多すぎて管理が大変。袋分け家計簿の項目は「固定費」と「生活費」の二つをオススメします。

シンプル2袋分け

  1. 固定費袋
    • 家賃、光熱費、通信費など
    • 金額が決まっているもの
  2. 生活費袋
    • 食費、日用品、交際費など
    • 変動するもの全般

袋分けの実践手順

STEP1:予算を決める 月の手取り収入から固定費と貯金を引いた金額を計算

STEP2:現金を引き出す 変動費として引き出すお金は、1,000円札に崩しておくと袋分けしやすくなる

STEP3:袋に振り分け

  • 週単位で分ける方法も効果的
  • 1ヶ月を週で分け、「週別の袋」にその週の予算を入れておく方法

便利グッズ活用

おすすめアイテム:

  • 無印良品「パスポートケース」
  • 100円ショップ「6リングバインダー」
  • 無印良品の「片面クリアケース」のようなタイプなら、お札を入れやすい大きさとジップ式でとても便利

方法4:年間お金計画で長期視点

年間お金計画とは?

あらかじめ年間の収入と出費のお金計画を立て、それに基づいて家計管理をしていくことで、貯蓄の目標が達成しやすくなる方法です。

年間計画の作り方

1. 年間収支の把握

  • 手取り年収の計算
  • 年間固定費の洗い出し
  • 特別費(旅行、冠婚葬祭等)の予算化

2. 月別予算の設定

  • ボーナス月の貯蓄額アップ
  • 季節変動費の考慮
  • イベント費の分散

年間計画のメリット

目先の収支に振り回されずに家計管理ができる

  • 急な出費に慌てない
  • 貯蓄ペースが安定
  • 長期目標が明確になる

方法5:キャッシュレス&アプリ活用

キャッシュレス決済の活用

クレジットカードや電子マネー決済を利用するのも、家計を管理する方法の1つ。

メリット:

  • いつ・どの店で・いくら使ったのかを家計簿をつけずにスマートフォンで確認できる
  • ポイント還元でお得
  • 自動で支出記録が残る

おすすめアプリ

家計簿アプリ

  • 銀行・クレカと自動連携
  • カテゴリ自動分類
  • レシート撮影機能

貯金アプリ

  • つみたてアプリ
  • おつり貯金アプリ
  • 目標設定機能付き

成功するための3つのコツ

コツ1:完璧を求めない

いきなり難しい挑戦や大きな変化をしようとすると挫折しやすくなる。まずは1つの方法から始めて、慣れたら他の方法も取り入れましょう。

コツ2:自動化を徹底する

お金の管理が苦手な人ほど、支出の流れを「固定化」するとラクになる

固定化のルール例:

  • 毎月1日は固定費の引き落とし
  • 10日は生活費をATMで引き出す
  • クレカ利用額は給料の○%以内

コツ3:目的を明確にする

「お金をかけるもの」と「お金をかけないもの」を明確に分けることで、メリハリのある家計管理ができます。

目的例:

  • 旅行資金:年20万円
  • 老後資金:月3万円
  • 緊急資金:月1万円

よくある質問と対処法

Q: 現金派だけど袋分けが面倒…

A: 週単位の袋分けを試してみてください

1ヶ月を週で分け、週別の袋にその週の予算を入れておく方法なら、項目分けが不要で簡単です。

Q: キャッシュレス派はどうすれば?

A: 家計簿アプリ+口座分けがおすすめ

  • クレジットカード・電子マネーと連携
  • 自動カテゴリ分類機能を活用
  • 月1回の振り返りだけでOK

Q: 貯金額の目安は?

A: 手取り収入の1〜2割から始めましょう

まずは手取り月収の1割からスタート。実家暮らしの方や、収入に余裕がある方は手取り月収の2~4割ほどを目指す

実践例:月収25万円会社員の場合

従来の家計管理(挫折パターン)

  • 家計簿アプリダウンロード
  • 毎日レシート入力
  • 3日で挫折…

家計簿なし管理(成功パターン)

口座設定:

  • メイン口座:三井住友銀行(給与振込)
  • 生活費口座:楽天銀行(手数料無料)
  • 貯蓄口座:東京スター銀行(高金利)

毎月の流れ:

  1. 給与25万円振込(メイン口座)
  2. 自動振替5万円(貯蓄口座)
  3. 自動振替15万円(生活費口座)
  4. 残り5万円はメイン口座で固定費支払い

結果:

  • 年間貯蓄:60万円
  • 家計簿なしでも明確な資金管理
  • ストレスフリーで継続中

まとめ:今すぐ始められる3つのアクション

家計簿なしでもお金を貯めることは十分可能です。重要なのは完璧な記録よりも継続できる仕組み作り

今週から始める3つのアクション

✅ アクション1:先取り貯金の設定

  • 銀行で自動積立定期預金を申込む
  • まずは手取りの5%からスタート

✅ アクション2:口座を分ける

  • 貯蓄専用口座を新規開設
  • 生活費用口座の手数料を確認

✅ アクション3:1つの管理法を試す

  • 袋分け、キャッシュレス、年間計画から1つ選択
  • 1ヶ月間継続してみる

期待できる効果

この方法を実践することで:

  • 年間50〜100万円の貯蓄が可能
  • 家計管理のストレスが大幅減少
  • 将来への不安が解消
  • お金の使い方が自然と改善

家計簿をつけなくても、賢くお金を管理して豊かな生活を送ることができます。まずは1つの方法から、今日から始めてみませんか?


※本記事の情報は2025年8月現在のものです。金利や手数料等は変動する可能性がありますので、最新情報は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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