はじめに
「運動したいけど時間がない」「ジムに通う時間がない」そんな悩みを抱える現代人が増えています。運動を続けられない理由として「時間に余裕がない」、「一人ではやりにくい」、「面倒である」、「仕事が忙しい」などが多く挙げられました。
でも大丈夫です!たった5分のエクササイズでも、継続することで大きな健康効果が期待できることが、最新の科学研究で明らかになっています。
5分エクササイズの驚きの効果
科学的に証明された効果
1日5分の運動で、大きな健康効果が得られることが科学的に証明されています。特に注目すべきはエキセントリック・エクササイズという方法で、筋肉の柔軟性と持久力が高まるだけでなく、メンタルヘルスにも改善が見られたという研究結果があります。
5分でも得られる具体的な効果
身体面での効果:
- 基礎代謝が向上します。基礎代謝が向上すると、普通に生活しているだけでも消費エネルギー量が増えるため、ダイエットや太りにくい身体づくりにつながります
- 血行が良くなり、日々の疲れやだるさもスッキリします
- 冷えやむくみの主な原因は、筋力不足による血行の悪化。運動を習慣にすることで筋肉が動かされ、滞っていた血行が改善し、冷えやむくみが改善していきます
メンタル面での効果:
- 身体を動かすことでエンドルフィンやセロトニンなどの「幸せホルモン」も分泌されるため、リフレッシュ効果も得られます
- 運動をして全身を動かすことで、程よい筋肉疲労と共に眠気がやってきます
忙しい平日におすすめの5分エクササイズメニュー
1. オールラウンド5分プログラム
「胸」「背中」「脚」「おなか」は筋肉の面積が大きいため、これらの部位を鍛えると、スタイルアップや基礎代謝の向上に効果的です。以下のメニューを20秒ずつ行い、合計約5分のプログラムを完成させます:
基本メニュー(各20秒×4種目):
- プッシュアップ(胸筋) – 膝つきでもOK
- スクワット(下半身) – 太腿の前側の大腿四頭筋をメインに、お尻の筋肉である大臀筋や太腿の裏側のハムストリングスなど、複数の筋肉を同時に鍛えられる
- プランク(体幹) – 簡単かつベッドの上など省スペースで実践でき、さらに体幹を果的に鍛えられる筋トレです
- ジャンピングジャック(有酸素) – 両手を腰に当てて、その場で真上に跳ぶだけ!簡単に見えますが、ジャンプは運動量が高く、脚や体幹の筋力アップにも効果的なのです
2. 時短重視の超シンプルメニュー
主に下半身を鍛える「スクワット」と、上半身に効く「プッシュアップ」と「プル」。3ジャンルから1種目ずつ選び、各6秒×15回行うと合計270秒(=4分半)という方法もあります。
シンプル3種目:
- スクワット – 6秒×15回
- プッシュアップ – 6秒×15回
- プランク – 6秒×15回
3. HIIT式5分トレーニング
短時間集中型のトレーニングで、高い脂肪燃焼効果が得られると注目を集めている「HIIT(ヒット)」を活用した方法:
HIIT 5分プログラム:
- 20秒間高強度運動 → 10秒休憩を10セット繰り返す
- 種目例:バーピー、マウンテンクライマー、ジャンプスクワット、プランク
運動習慣を継続させる5つのコツ
1. 小さな目標から始める
ガイドラインでは週150分の運動が推奨されていますが、初心者にとってはなかなか大変です。まずは1日5分間から始めて、それを積み重ねていくようにすれば良いでしょう。結果は必ず現れます。
2. 「見える化」で達成感を味わう
カレンダーに丸をつける、シールを貼るなど、目に見えるもので運動を行ったかどうかを確認できるようにすることも、運動を続けるコツの一つです。
3. 日常生活に組み込む
朝の通勤時に少し早起きして駅まで歩く、エレベーターの代わりに階段を使うなど、日常の中で無理なくできることから始めるのがポイントです。
4. 楽しさをプラスする
普段使っている音楽プレイヤーで気分が上がる曲を集め、エクササイズ用プレイリストを作ってみてください。音楽の力を借りることで、運動がより楽しくなります。
5. 記録を残す
運動したらその日の運動記録をスマホアプリやメモ帳に記録します。記録が溜まってくると、やる気がないときでも記録を振り返って「ここまで続けられたのだから、今日も頑張ろう!」とモチベーション維持に役立つのです。
時間がない人のための工夫
朝の活用法
- 起床後すぐの5分 – 目覚めの体をスッキリさせる軽いストレッチと筋トレ
- 通勤前の5分 – エネルギッシュな1日をスタートさせるHIITトレーニング
仕事の合間の活用法
- 昼休みの5分 – デスクワークで固まった体をほぐすストレッチメイン
- 会議の合間の5分 – 気分転換を兼ねた軽い有酸素運動
帰宅後の活用法
- 帰宅直後の5分 – 1日の疲れを運動で発散
- 就寝前の5分 – 風呂上がりや寝る前に、身体をほぐしてリラックス効果を高めるストレッチやヨガをするのもおすすめです
よくある質問と解決策
Q: たった5分で本当に効果があるの?
A: 長時間運動したからといって、体脂肪が一気に減ることはありません。ダイエットを成功に導くためには、やはり運動の継続が欠かせないのです。そのため、1度に長時間行うより、毎日こまめに行うほうがハードルも低く、運動習慣が身につくためダイエットに効果的と言えます。
Q: 毎日やる必要がある?
A: 筋トレは、継続することで効果が得られます。激しい筋肉痛がない場合は、毎日継続しても問題ありません。毎日続けたほうが継続しやすい場合は、毎日の習慣として筋トレに取り組むといいでしょう。最低でも週2〜3回は継続しましょう。
Q: 運動が続かない理由は?
A: 運動を始めてすぐの状態は脳がトレーニングに慣れていないため、きつく感じやすくなります。このメカニズムをうまく活用すれば、脳を「適応」させることで運動を継続することができるのです。そのため、毎日少しでも運動をすることが重要です。
まとめ
忙しい現代人でも、たった5分のエクササイズを継続することで、確実に健康効果を得ることができます。大切なのは完璧を求めず、小さな一歩から始めること。
運動を継続していくためのコツを紹介します。短時間でも、週3,4日でも、毎日コツコツ続けていけば身体は変わっていきますよ♪
今日から5分だけ、体を動かす時間を作ってみませんか?あなたの健康的な生活への第一歩が、ここから始まります。
今すぐ始められるアクション:
- 明日の朝、起床後に5分のエクササイズを予定に入れる
- スマートフォンのカレンダーに運動記録用の時間をブロックする
- 好きな音楽を3-4曲選んで、エクササイズ用プレイリストを作る
継続は力なり。小さな5分の積み重ねが、大きな変化をもたらします!
コメント